生徒さんから『オススメのチューナーを教えて欲しい』とよく質問されるのでご紹介します。
僕はチューナー収集マニアじゃないよ。でも、良さそうなものを見つけると購入して試すから、こんなことになってるけど(笑)
ギターチューナー選びは慎重に
生徒さんの中には『チューナーなんて、どの機種でも同じだろう』なんて安易に考えて1,000円くらいの安物を買ってしまう方があるけど、しばらく使っていると『音が合いにくい』とか『表示が見づらい』などの問題に気付いてくる。
中には正確に合わないチューナーもありました…チューナーの意味なし。
ということで、僕のオススメのチューナーや選ぶポイントを紹介するので参考にしてね。
僕がオススメのギター用クリップ式チューナー3選
D'Addario(ダダリオ)Eclipse Tuner PW-CT-17BK
弦メーカーの老舗として有名なダダリオ社のチューナー。きれいなフルカラー・ディスプレイは視認性が高いし、暗い所でもチューニングしやすいです。
あと、前面に電源ボタンがあるのはポイントが高い。背面にあると探しにくくてストレスになるからね。
カラーバリエーションが豊富で好みの色を選べるし、価格が手ごろなのも嬉しい。
KORG(コルグ)AW-LT100G
操作しやすいスイッチ類や美しいカラー液晶は、さすが日本メーカーの製品。
ギター専用モデルとして開発されていて、専用回路を搭載しているからメーターの反応速度が速くて良いです。
電池が長持ち
クリップ型チューナーはボタン型電池が多いけど、これは単4形乾電池を使用。入手しやすいから急な電池切れにも安心だ。
ON-OFFスイッチが動かしやすい
本体横のシャトル・スイッチを軽くひねるだけで、サッと電源のON/OFFができます。小さなボタンだと押しにくいから大助かり。
精度が高い
ストロボモードなら±0.1セントの超高精度チューニング。一般的なチューナーは±1セントだから10倍の精度で、細かな誤差まで追い込めます。
tc electronic(ティーシー エレクトロニック)UNITUNE CLIP
大きな画面の超高輝度LEDディスプレイは、明るくて視認性が良い。楽器店員やギタリストが使用しているのをよく見かけるのも納得できる製品です。もちろん、僕も愛用品していますよ。
見やすいディスプレイ
高出力LEDを108個搭載した超高輝度ディスプレイは明るくて見やすく、画面の表示が大きいのはありがたい。
頑丈な金属製のクリップ
ステンレスの金属製クリップは丈夫です。一般的な樹脂製クリップだと経年劣化で割れてしまい買い替えることに…。
精度がすごく高い
ストロボモードなら±0.02セントの超高精度チューニングができます。一般的なチューナーは±1セントだから50倍の精度!しかも表示速度が速い。
避けてほしいチューナー
【MODE】と【電源ボタン】が一緒になったものはオススメできません。
電源をON/OFFするときに意図せずMODEが変わってしまい、ギター以外のウクレレ・モードやバイオリン・モードになってしまうことも。それに気づかず『画面の表示が変で、チューニングが合いません(泣)』と困っている生徒さんが、時々いらっしゃいます。
使い方の注意
レッスンが始まる前に僕も生徒さんも各自チューニングしたのに、一緒に弾き始めると音の高さが合っていないときがありました。
生徒さんのチューナーを確認してみたら設定が432Hzになってたよ。いつの間にか操作ボタンに触ってしまい、ピッチが変わっていたんだね
ギターは通常440Hz
ピッチが変わった状態
【CALIB】というボタンで数値を上下できます。440Hzに合わせましょう!
意外に気づかないところなので一度、自分のチューナーの数値をチェックしてみてね。
まとめ
チューナーは頻繁に使う必須アイテムです。正しいチューニングは上達の第1歩だから、使いやすくて精度の良いものを選びましょう!
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